管理人の日々の日記。 普通な日記からヲタクな日記、私信までもが入り乱れる暴露場です。 そして、予告もなく腐女子用語入り乱れたり、ナマモノの内容になってしまうことも… 読まれる際は充分ご注意ください。 テンション故、誤字・脱字あるかもしれませんが見つけた時はどうか見逃してやってくださいm(_ _)m コメントも大歓迎ですvv
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
一縷
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(04/06)
(04/07)
(04/08)
(04/09)
(04/12)
アクセス解析
カウンター
BlogPet
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。









注意
うちがとっさに思いついた「白石蔵ノ介の黒歴史」について語ったもの
時間軸は1年~千歳に出会うまで…
モー.ホー.です、苦手な人はbackお願いします。

白石がかなり下品です。
いや、うちが下品です(ぇ













男と身体を重ねることに抵抗はなかった――――


いい暇つぶしになったし


相手も勝手に言い寄って来る


今日も俺は


そんな奴らの名前で…


埋められていた携帯を弄っていた





道を踏み外した天使






「ちゃうちゃうんとちゃうちゃう…」

独り言をブツブツ言いながら携帯を弄っていた白石の前の席に謙也が馬乗りになって座った。
そして白石が今何をしているのか気づいた謙也は、一人で顔を赤くして小さな声で問いかけた。

「なぁ白石…まだやっとんのか?」
「まだやっとうって言われても…向こうから勝手に約束取り付けてくるし」
「なっ、なら断ればいいやん」
「断ったら溜まるやん…男として辛いやろそれは」
「あっ…阿呆かっ!!!!」

白石の言葉に謙也はさらに顔を真っ赤にさせて俯き、視線だけを白石に向けた。
相変わらずいつ見ても綺麗な顔をしている。
そんな顔しているから男女問わず白石を放っておく奴などいないのだ。
一昨日も告白されていた所を謙也は目撃していた…なのに彼女を作らないで増えるのはセフレばかり。
しかも同性のだ……謙也は小さく息をはいた。

(それにしても男とヤッて気持ちいのだろうか?……ってなに考えてるんだよ俺っ!!!!)

「謙也、何考えとぉん?」
「な、なんでもねぇよ」
「…ごめんな」
「えっ」

また哀しそうな表情を見せる――――――――
いつもこんな話になると白石は罰が悪そうな表情を見せる。
この表情を見る度に本当は白石はこんなことしたくはないのではないかと謙也は思ってしまう。
友達として付き合ってる謙也には見えない部分で白石は苦しんでいるのではないかと感じてしまわずにはいられなかった…
そして何も言わずに立ち上がる白石を引きとめた。

「おい白石、部活は?」
「休むわ、まだ仮入部やから問題ないやろ?」
「あっ…あぁ」

そう言いながら携帯をチラつかせ、引きとめる理由もない謙也は鞄を持って教室を出た。
同じく教室を出た白石のことが気になり、謙也は立ち止まって振り返ると人混みの中に消えていく白石の小さな背中を目で追った。
もうすぐ視界から見えなくなる…そう思った途端、謙也は走りだしていた。
向かってくる人混みを掻き分けて手を伸ばし、白石の腕を掴んだ。
もちろんいきなりのことだったので白石の体はビクつき、振りかえった白石は目をまん丸にして謙也を見た。

「何やいきなり…」
「…すんな」
「は?」
「無理すんなや!!辛そうな顔して…嫌なら嫌ってはっきり言えよ」
「無理なんかしとらん、謙也こそ無理して俺に付き合わんでえぇで…」
「何言って…無理なんか」
「じゃあな、早よいかな部活遅れんで」

白石が手を離して謙也は自分の手が震えていることに気付いた。
これでは説得力もあったものではない…謙也は拳を握り締めると部室へと走っていった。


*****

「謙也~帰ろうぜ」
「わりぃ、教室に忘れもんしたから先帰っといてぇや」

さっさと制服に着替えた謙也は急いで教室へと向かった。
こういう時に足が速くてすこし良かったと思う…
放課後の…下校間近の校舎にはもちろん生徒は残っていない。
…と思っていたら自分のクラスに明かりがついているのに謙也は気付いた。
誰か残っているのかと歩みを進め、扉に手をかけた時だった。
少し開いた扉の向こうから知らない声が漏れた。

「…っ、…ぁっ」
「―――――――っ!!!!!」

隙間から覗いて見た謙也は驚愕し、一歩足を引いた。
声の持ち主である相手の姿は見えなかった…しかしそこにいたのはまぎれもなく白石だった。
まさかこのような所でしていると思わなかった。
驚き、足がすくみ、その場から逃げだすこともできない謙也。
その時ふと白石が扉の方を向き、目があったような気がした…気がしたのはその瞬間、謙也は走って逃げていたからだった。
白石はもう誰もいない廊下の方を向いたまま止まり、すぐに身支度を始めた。

「白石君…?」
「すんません、今日…無理っすわ」

一方的に別れ、白石は謙也の机から何かを抜き取ると急いで後を追いかけて行った。


*****

がむしゃらに走り続けていた謙也は気付けば家の前までついていた。
友達の濡れ場を目の前で見るのは思った以上に耐えなかった…

「謙也…」
「っ、白石!?何でお前…」

名前を呼ばれ、振り返ると白石が息を切らして立っていた。
直視できない謙也はすぐに顔をそむけ、俯く。
白石はまた罰の悪そうな表情を見せて一歩ずつ謙也に近づき、ノートを差し出した。

「これ、取りに来たんやろ」
「…ぁあ」

目の前にノートを差し出され、受け取った謙也はお礼を言おうと顔をあげた時だった。

「もう…俺にかかわんなや」

そう言って踵を返し、行ってしまった。
止めなければならないと頭で思っていても、声が出ない…
去りゆく白石の背中をただ茫然と見つめ、謙也は唇をかみしめることしかできなかった―――――――






謙也…ごめんな

お前が思ってるほど、俺は綺麗な奴やないねん――――――――







道を踏み外した天使〈完〉




*********
取りあえず黒歴史第1話(笑
気が向けばこのまま続けると思う…よ??

今回は蔵と謙也の話…
だけどこの2人はくっつきませんから~!!!(ぇ
SSSくらいの長さって書きやすいね。
うちはどうしても短編でもある程度長く書かないと気が済まないんです↓↓
次はユウ蔵になるかな??←
マイナー万歳!!!ふふっvvv

PR
この記事にコメントする
+Name+
+Title+
+Mail+
+URL+
+Comment+
+Pass+
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[827] [826] [825] [824] [823] [822] [821] [820] [819] [818] [817]

Copyright c 脳内だだ漏れ。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By Mako's / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]