本当に見るの???
※28ではありません
そして、これからupしようと思っている小説のネタバレです。(グロイの苦手な人もback)
「幸村ぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁあああぁ!!!!!!!」
一瞬の油断が命取りだった。
動けないはずの幸村が今、自分の目の前にいて、跡部を抱きしめている。
そして服を通じて感じる生暖かい感触…
それは幸村のもので、今もとめどなく溢れ出ている。
視線を下に落とせば…
幸村を挟んで跡部と逆側にいる仁王の手が、幸村の腹から見え隠れする――――
「うぅっ、あぁぁああぁぁぁあああぁっ・・・・・・・・・かはっ」
幸村の体から仁王は勢いよく手を引き抜く。
引き抜いた時に感じる激痛に、幸村の口から張り裂けそうな叫び声が響く。
血がポッカリ空いた幸村の体から鈍い音と共に落ち、辺り一面を血の海をと化す。
崩れ落ちる幸村を跡部はスローモーションでただ見るしかなかった。
自分の一瞬の油断の所為で…
仲間を…
自分のこの命を引き換えにしても…
守ろうと誓った人を…
殺してしまった―――――――――――
「あぁ…あぁっ……あぁああぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!」
跡部は頭を抱え込み、ただ叫ぶ事しかできなかった。
幸村の体はもう動かない、しかしまだ意識はあるようだ。だが、声すらかけることが出来ない。
他の場所でそれぞれ闘っていた人達は、一旦手を止めてその方を向く。
「あ~あ、もう駄目じゃんあの人」
「跡部君!!!!!」
「景ちゃん!!!!」
切原は唇を下でなぞり、哄笑する。
跡部の異変に千石と忍足は駆けつけようとするが、佐伯の“使役される者”と宍戸に阻まれ行く事ができない。
そして、宍戸は2人を怯ませた隙に跡部に向かって駆け出す。
「いい様だな、跡部っ!!!!!!!」
宍戸の拳が跡部に向かって伸ばされた瞬間、宍戸の足元が崩れ、足元に電気が走る。
舌打ちした宍戸の見る先には、早々戦闘不能なった鳳が体を起こし両手を地につけ、切原を油断させたリョーマが左手を突き出していた。
「それ以上…跡、部っさんに…近づかっ…ないで下さいっ」
「そこ…どいてくれない?」
「くそっ……」
リョーマの攻撃で足が痺れてしまった宍戸は、いったんその場から姿を消した。
「あと…べっ…」
「ゆっ…幸村?!幸村、幸村ぁ…っ」
もはや自分を失っている跡部の足に、自らの体を引きずった幸村の指先が微かに触れた。
ただそれだけなのに跡部は自分を取り戻し、幸村の体を抱きしめる。
そして幸村は何か囁くと、跡部の唇にそっと触れた。
「幸―――――――――――――っ」
「…何しとんじゃ?」
その声に跡部は顔を見上げる。
幸村の肩越しに、こちらを見下ろしている仁王の姿が…
そして、視界の端に映る仁王の足の裏…
それが跡部の肩に置かれ、勢いよく蹴られる。
思ったよりも飛んだ跡部は近くにあった木の幹に思い切り背中を打ち付ける。
邪魔者がいなくなったので、仁王は幸村を抱き上げる。
「仁王…君はバカだね」
「お前さんも…じゃろ?」
そう言われ、幸村は苦笑する。
確かに…
俺は
バカかもしれない
「仁王、ありがとう……先に行ってるよ」
「あぁ、全て終らせてから俺もすぐそっちに行くぜよ」
だから…
ゆっくり眠るといい…
もうお前を
縛るものは何も無い――――――――――
***
う~ん、めっちゃ書いてしまった。もっと書きたい!!!!
こういう戦闘シーン終了時の場面を書くのが1番好きvv
もう、良いと思った案はメもっとかないと忘れる…
跡部が受けやな。
てか幸村…跡部にキスするなってな笑
もう完璧この話し、BLだよ。
仁王×幸村←跡部
う~ん…すっごい組み合わせvv
まぁこの話しは
友達よりも 太く 堅い 友情
恋人よりも 深く 篤い 愛情
ですからねvv
うん、頑張ってここまで話し進めないと…
今まだ初めだってorz
ここまで読んでくださった方には拍手を差し上げます!!!
パチパチパチパチパチ…(いらんって!!!!
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