元宮あかねは、森村天真と流山詩紋の二人と共に異世界、“京”へと飛ばされた。
そこで、龍神の神子として“京”の世界を鬼の魔の手から救わなければならい使命を授かってしまった。
始めは戸惑うこともあったが、神子を守る八葉の助けを借り、今はようやく四神の札を取り戻した所だった。
そして今日もいい天気だった――――――
あかねは“京”の市を天地の朱雀であるイノリと詩紋と歩いていた。
あまりの人の多さに嫌気がさした三人は、思わず小道へと入ったのだ。
そして、あかね達はその小道で地面に倒れている少女を見つけたのだった。
その少女を土御門へ連れて帰り、丸一日が経った。
目覚める様子のない少女にあかねは心配になってきた。
その少女の格好は、あかね達のいた世界の服だったからだ。
どうしてこの世界に飛ばされたのか・・・
それが知りたかったのだ。なので、星の一族である藤姫にお願いして八葉を集めてもらった。
ことの事情を知っているイノリと詩紋の他、天真や鷹通や友雅、永泉が揃っていく中で、残りは頼久と泰明を待つのみだった。
「何で頼久がいないんだ?あいつここの警備だろ」
「頼久殿は父に呼ばれて、朝から出掛けられておられるのです」
いち早く集まっていた天真は、そこにいるはずの人間がいないことを不思議がっていた。
「あかねちゃん、あの子の様子は?」
「それがね、ずっと目を覚まさないのよ。何もなかったらいいんだけど・・・ちょっと様子見てくるね」
その子の部屋の隣にあかねの部屋があり、時々様子を見るのだが目覚める様子がない。
気になったあかねは、皆が集まる前にもう一度様子を見に行った。
しかし、そういうものは目を離しているうちにことが起こるものだ―――――
「うっ・・・ん、よく寝たぁ」
布団からノロノロと起き上がった少女は、いつも自分が目にしている景色と違っていることに気が付くのに、そう時間はかからなかった。
「えっ、ここどこ?!朔、白龍、九郎さ~んっ・・・譲君、朝ご飯まだぁ?」
適当に名前を呼んでみるが、何の返事もない。
だからといって焦ることはなかった。何となくだがそんな気がしたからだ。
慌ててもしかたないので、一度大きく深呼吸をし心を落ち着かせた。
「確か・・・みんなで幻影の言葉に導かれて森の中に入ったんだよね。それから朔と白龍と一緒で・・・あれ、それからどうしたんだったけ?」
何度も思い出してみようとするが、それ以上思い出すことができなかった。
取りあえず何かの力が発動して違う世界に一時的に飛ばされた、もしくはこの世界も創りものかもしれない。
この謎を説き明かせば、またあの森の中に帰れる・・・そう解釈した。
最近不思議なことが多過ぎて、それなりのことなら驚かなくなってしまった。
慣れって恐い・・・
「取りあえず人を探さないと」
いつものように自分の横にある剣を掴もうとするが、剣がない。
辺りを見渡しても剣が見当たらないのだ。
見知らぬ土地で便りだったのは自分の剣だけだったのに・・・
何かあったら素手で戦うしかない。
「まぁ、平和そうだし・・・いきなり怨霊は出てこないよね」
かなりのポジティブシンキングである。
少女は靴を履いて、敷地ないをうろつき始めた。
少女が出ていってしばらく経った後に、あかねは少女の寝ていた部屋の襖を開けた。
起こさないようにゆっくりと開けたのだが、途中で布団が捲くれているのに気がついて、思いきり音が響くくらいの勢いで開け放った。
布団はもぬけの殻で、部屋を一通り調べて見るが人影もない。
開けられた縁側の障子と、そこに置いてあった靴が無くなっているのを見て、外に出たのだと思ったあかねは、慌てて皆の許へと戻っていった。
「みんなー!」
「どうしたのですか、神子様?」
息を切らして慌てて入って来たあかねに八葉と藤姫は何事かと目を見張る。
そしてあかねは辺りを見渡すと、先ほどまでいなかった頼久と泰明も来ていた。
「神子殿、遅れてしまい申し訳ありません」
「否、神子には問題ない」
「そう、遅れたっていいんですよ。それよりもいなくなっちゃったんです!」
慌てているのか、あかねの日本語がどう考えてもおかしい。
そして、あかねに適当にあしらわれた頼久は相当ショックだったのか、その場にうなだれていた。
あかねの言葉に反応したのは詩紋と天真だった。
「それは急いで探さないと!」
「外に行ったかもしれねぇしな、俺とイノリで探してくる」
「そうだな」
天真に賛同してイノリも立ち上がる。
「私も探しましょう」
頼久も刀を携えて、行く準備万端である。
「三人ともお願いね」
そして外の捜索隊に泰明も加わり、残りは土御門内を探すことになった。
各人が行動に移ろうとした時、目の前の塀から人が下りて来たのだった。―――――
取りあえず部屋を出た少女は、自分の感を頼りに適当に土御門内を奔走していた。
昼間だというのに人一人見かけられない。
そして、見るかぎり大きなお屋敷だ。よほど高貴な人の家だと思われる。
それなのに警備の人が一人も見当たらないなど、かなりの不用心である。
話しを屋敷の広さに戻すが、少女は“京”にあった景時の家を思い出した。
あそこもそれなりに大きかったが、ここはそんなのは比にならなかった。
庭には大きな池があり、その上を橋がかけられている。
植えられている草花もよく手入れがされていた。
「そういえば譲君もよく庭の手入れしてたよね」
誰かに話しかけるわけでもなく独り言を言い始める少女。
幾度となる時空跳躍が重なり、そろそろ末期症状が出たか?
相変わらず人がいない屋敷の中を走り回るのが疲れてしまい、一旦立ち止まって辺りを見渡すと、簡易な扉を見つけた。
もしかしたら警備の人がいるかもしれないと思った少女は、何の戸惑いもなく扉を開けた。
まさかこの後、あんなことがあるとは思いもしなかったであろう・・・・・・
扉を開けた途端、昼食をとっているいかにも「警備してますよ」的な人達数名と目があった。
少女はやっと人を見つけて安堵したのもつかの間、不審者と間違えられてしまった。
「お前・・・どこから入った?」
「どこからって・・・多分玄関からかと」
「何を言っているんだ!」
「だって、どっから入ったって聞かれたから・・・それに知らない間にここにいたし」
「何を訳のわからないことを!取っ捕まえろ!!」
『おおっ!!』
「えっ・・・えぇーっ!」
自警団は刀を取り出して少女に向かって走って来た。
剣さえあれば立ち向かうことができるのだが、今は丸腰の状態。
近くに相手の刀を遮る手頃な物が何もない。
逃げようと思っても自分の後ろは壁、前は自警団。
先ほど入って来た扉のみが逃げ道となるわけだが、今は扉を開けている暇はない。
それなら・・・
「ごめんなさい!」
少女は振り下ろされた刀を素早く右に避け、持っている手を蹴り上げて刀を弾き落とすと素早くそれを拾い上げた。
これで一先ず戦う術ができた。
「たあっ」
むやみに相手を斬らない。
今は戦意を失わせるだけ。自分の方が実力が上だと思い知らせるのだ。
そして一瞬にして、五人ほどいた自警団を片付けた少女は塀づたいに走っていく。
騒ぎを聞き付けてか、気がつけば数十人の自警団に追い掛けられていた。
「何でこうなるのよ!」
叫んでみても何も変わることはない。
だが先ほどから手加減して戦っているばかりで、いちいち相手にしているのが面倒くさい。
数十人いた自警団も半数以下に減り、そろそろここから逃れたいものだ。
「てやっ」
「うっ」
目の前にいた自警団の腹を柄で思い切り突き、うずくまった所を見計らって背中に飛び乗ると、そのまま塀の上へ軽々と上がってしまった。
ここの塀がそれほど高くなかったので出来ることだった。
そのまま調子よく飛び下りた所でまた一難起きようとは―――――
「よいしょっと」
難無く着地をして顔を上げると、そこには十数人の人がいた。
またやってしまったと思った少女は苦笑するしかない。
すると一番前にいた青年の表情がさらに曇り、刀に手をかけた。
それはたぶん少女の手に刀があるから・・・
慌てて刀を手放そうとするが、もし何かあった時に対処できないので手放すことができない。
せっかく冷戦が保っていたのに、少女の後を追いかけて来た自警団の一人が叫んだことにより崩れてしまった。
「頼久様ーっ、不審者です」
「えっ」
ついそれに反応してしまい、向き直ったらそれが最後。
頼久と呼ばれた青年はすでに刀を構えていた。
「神子殿に近づく者はゆるさん!」
「神子って」
少女の有無を聞かずに、頼久は刀を振るった。
少女はその刀を間一髪の所で受け止めた。
ただ者ではないと悟った頼久は、この人物に力を抜いてはいけないとさらに力をいれる。
少女も引けをとらずに押し返してくる。
二人は一度体制を立て直し、もう一度刀を交えようとした瞬間あかねが叫んだ。
「頼久さん、駄目ーっ!」
あかねが叫んだ瞬間、頼久の動きがピタリと止まった。
それにつられて少女も動きを止める。
あっけらかんとしている二人の許に、あかねはパタパタと走り寄った。
「良かった。外には出てなかったんですね」
その言葉で、あかねが自分をここに連れて来たのだと察した。
そのままあかねは少女の手を引いて屋敷へと上がる。
あまりにも手を引っ張るので、ゆっくりスニーカーも脱げず、放り投げてしまった。
ズカズカと中に入るが周りの視線が痛く突き刺さる。
何て言ったって自分は学校の制服のままだ。
見たところ自分が以前いた異世界の時代でないことはわかる。
服装が何と言うのか、きらびやかであった。
そう、あの噂好きで欝陶しい麿が着ていたような―――――
「まずは自己紹介ね。私は元宮あかね」
少女が腰を落ち着けた所で、自己紹介が始まった。
あかねと名乗った少女から始まり、次に隣のオレンジ頭の少年が喋ろうとした時に制止を入れた。
「あっ、なるべく簡潔にお願いします」
言った後で少女は気がついた。
以前同じようなことを幼なじみが言っていた。
別に真似をしようとは思ってはいないが、いざこれだけの人数の自己紹介を聞かなければならないと思うと気が引ける。
考えれば考えるほどおかしく思えてきて、つい笑ってしまった。
結局、先ほどのオレンジ頭の少年がまとめて紹介をしてくれるようだった。
「俺は森村天真。じゃあ・・・」
そうして天真は一人一人紹介してくれた。
決して上手いとは言い難い紹介だったが、色んなことを付け加えて話してくれたので何となくすんなり名前を覚えられそうだった。
そして最後は・・・
「私は春日望美、望美でいいから」
そして望美は先ほど頼久が述べた言葉が気になっていた。
「ねぇ、さっき“神子”って言ってましたよね?」
自分に問われているのだと気がついた頼久は「はい」と端的に答えた。
「じゃあ、皆さんが白龍の神子と八葉なんですね」
満面の笑みで言う望美は続けてこう言った。
「私、二百年後の白龍の神子です」
その瞬間、部屋中に驚きの声が響き渡った。
だが、始めは信じる人は少なかった。
何となく九郎と出会ったあの日のことを思い出した。
自分でもよくわかっていないのに、とっさに出てきた言葉が『白龍の神子』だったのだ。
今思えばかなりの笑い話である。
まず望美の言葉を信じてくれたのは、この世界へ来たという三人だった。
望美の話しが気になるのか、詩紋は次々と質問する。
取りあえず順を追って話した方がいいと判断した望美は、初めて白龍と出会った雨の日のことを思い出した―――――
まず自分達はどの世界にいたのかを話した。
時代は平安時代末期、今や天下は武士の世界・・・
そう述べた時に頼久の表情は曇った。
そして世の中は戦乱へと続いていく・・・
大まかに源平合戦を説明し、話しは始めに戻る。
どうやって“京”の世界へ誰と行ったか、それから目が覚めてすぐに怨霊に襲われたこと、白龍という少年と黒龍の神子と名乗る梶原朔に出会い、九郎と弁慶達と合流した時のこと・・・
今思い返してみると、次々と言葉が出てくる。
途中で長くなってしまうと断りを入れて、また話を続けた。
白龍の素性を知り、帰りたいという思いよりも、この世界を助けたいという思いの方が大きかった。
白龍を元の姿に戻してあげたい・・・そして何より、怨霊を使う平家が許せなかった。
それを浄化する力が自分にあるというのなら源氏の為に使おう―――
――そう決意した。
しかし、決意をした所で九郎がそれを許してくれるわけではなかった・・・
いくら伝説に残る龍神の神子とこの世界の加護を与えている白龍でも、戦えない女人や子供も戦場へと連れていくのは渋られた。
そこでまさか「戦えるならいいんでしょ?」などと言うとは望美自身思ってもいなかったことだった。
言ってしまえば後には引けないし、何よりもこの世界を救うと決意したばかりだ。
早々に引けるわけがない。
九郎も言ってしまったからには後には引けず、条件を出して来た。
その条件とは、“この落ちてくる桜の花びらを断つ”ことだった。
そこで先生と出会い、『花断ち』を身につけた。
そこで先生のことを補足して説明をする。
どうやら今望美がいる世界では鬼が怨霊を操っているらしく、先生が以前「鬼や天狗と呼ばれていた」と述べると、皆あまりいい顔をしなかった。
それから望美はひとつひとつ思い出しながら、三草山の戦いのこと、熊野参詣のこと、一の谷・屋島・壇ノ浦の合戦、そしてその間に起こった仲間の協力、裏切り、騙し合い・・・
全てを話す望美をすでに誰も疑いはしなかった。
長きに渡って繰り広げられた源平合戦は幕を閉じた。
そして、望美達のいた世界と違っていたこと―――――
望美の世界なら、平家の女人や子供は全員が入水し命を落としたが、こちらの世界では将臣の計らいで南国へ逃れられた。
多くの命を無駄に落とさなくてすんだのだ。
「・・・これで第一部終了ってとこかな」
望美は取りあえず話しを止めた。
これ以上聞きたいのならまた話をするまでだ。あかねはもちろん、誰も言葉が出なかった。
天真や詩紋達にとったら教科書の中の世界。
それを実際に生き抜いた人物が今、目の前にいるのだ・・・
自分達がもし、その世界に飛ばされたりしたら、望美や将臣、譲のように立ち向かうことができただろうか?
そして天真はこれだけは絶対に聞きこうと思っていた。
「元の世界に帰りたいと思ったことはないのか?」
「思ったことはないよ・・・というよりも考える時間がなかったかな?帰ることを考える前に怨霊を封印して、源氏の皆や朔、白龍を守りたいって気持ちの方が強かったし、共に戦おうって言ってくれた皆に応えたかったから」
望美の目に一寸の迷いも見られなかった。
でも望美は急に笑い出した。
「ごめんなさい、皆を見てると守ってくれそうだなって思いますけど、九郎さん達はどこか危なっかしいんですよね。それに・・・私なんかより重い物を背負ってるんです。不安にもなりますし、逃げ出したくもなります。皆を守ろうとして嘘を重ねたり・・・だからこれ以上、八葉っていう役割に縛られてほしくないかなーって。・・・って白龍の神子がこんなこと言ってたら駄目ですよね」
それを聞いていたあかねは、自分がどれだけ八葉にオンブに抱っこしているか・・・段々と恥ずかしくなってくる。
自然と視線は下を向き握りしめる拳は震えていた。
その手を誰かが優しく握りしめてくれ、あかねが顔を上げると、望美がそこにいて微笑んでくれた。
「戦わない世界があるのなら無理に戦わなくていいと思う・・・例え見てるだけしかできなくても、あかねちゃんの一言が八葉にとってすごく大きなものだと思うの」
「望美さん・・・」
「それにあかねちゃんにしか出来ないことがあるでしょ?」
怨霊を浄化する力―――――
「はい」
ようやくあかねの表情に笑顔が戻った。そ
れを見た八葉はホッと一息する。望美の言葉はさすがと言うべきであろうか・・・
何となく、自分達が口にしたよりも言葉に重みがある。
同じ境遇だからわかること・・・
「さすが神子様ですわ!さぞかし星の一族もお喜びでしょう」
「・・・藤姫でしたよね?私達の時代には星の一族はもういないんです」
その瞬間、藤姫の体が傾いた。
「藤姫ちゃん!」
あかねは慌てて藤姫の体を支える。
望美は続けて星の一族のことについて話した。
そう・・・あれは春の京でのことだった―――――
景時と朔の計らいで、代々龍神の神子に仕えていた一族に話を聞くために、譲と白龍の五人で嵐山まで足を運んだ。
だが、そこにはもう星の一族の血筋を受け継いでいる者はもういないとの話だった。
その最後の星の一族の“すみれ”という女性は忽然と姿を消したようだった。
そこで望美と譲は引っ掛かった。
譲の祖母の名前が“スミレ”だったのだ。こんな偶然はない。
それに譲や将臣は八葉で、譲は未来を見る力がある。
「譲君が星の一族の能力を引き継いだことになりますね・・・」
「そうなのですか」
「ごめんなさい、安々とこの家のこれからのことを話してしまって」
「いいのですよ、話してくださってありがとうございます」
少し罪悪感が残った望美だが、藤姫の笑った顔を見て少しばかりホッとした。
話が一段落ついた所で、また詩紋が問いかけた。
「望美さんは今も鎌倉にいるんですか?」
「いえ、今は訳があって八葉のみんなと一緒に現代にいます」
『えっ?!』
全員が声を揃えて驚く。
やっぱり話さないといけないんだと理解した望美は、源平合戦の後のことを話始めた―――――
九郎さんが上皇から無断で征夷大将軍の位を貰ったことに頼朝は激怒し、とうとう九郎追討の命を下した。
九郎はもちろん納得はいかず、頼朝と話をすると言って聞かないのだが、このまま頼朝に会いに行けば確実に殺される。
全員で何とか九郎を宥めて取りあえず平泉へ逃れることにした。
だが、そこでまた別れがあり出会いがあった・・・
だが、やはり望美達の世界とは結末は違っていた。
いや、望美がそう願ったのだ。
・・・はい、ここまでです(ぇ
望美の京(てか、鎌倉?)の話を飛ばしてしまおうかと考えたんですけど、それでは味気ないのでツラツラ書いていたら、うちの方が持ちませんでした笑vv
本当はこの後に、将臣と譲も登場するんですよね。
それで、あかねが呪詛に当たり・・・望美が変わりに八葉と行動を共にして呪詛を祓っていくというね。
その時将臣も一緒で、譲はあかねの看病をね、藤姫と一緒に。
藤姫も譲に聞きたいことあるだろうし・・・
で、呪詛を浄化した望美たちは元の世界に戻っていくという話し。
望美達が去った後に雪が降るんですvv
何てロマンチックvv(ぇ
まぁ、3神子が1の世界に来るという本当はありえないことを例えて、季節は夏だけど雪が降った意味を使わせていただき副題が『立夏の雪』ということにしたんです。
一応話しは出来上がっているんですよ??
書こうと思えば書けるんですけど・・・書くスピードが亀並みなので苛々してくるんですよ。
続きを書こうという気になったら書いて、ちゃんと小説の方にupしたいです。
その確率は10%もあるかどうか・・・苦笑
では、ここまで読んでくださった神子様ありがとうございました。
お目汚し失礼致します↓↓
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