某SNSのアプリで口説きあうゲームを参考に……
大まかな台詞は一緒。
白石 「おはよう諸君」
小石川 「おはよう」
忍足 「おはー」
財前 「どうもっす」
一氏 「おは」
金色 「おはようございます」
◆
白石 「さて、今週も恒例の『口説きバトル』の日がやってきたで。今日は僕らテニス部の代表1名が勉強そっちのけで対戦相手と口説きあう日だ」
一氏 「今さら言われなくてもわかっとうし」
小石川 「まあまあ、儀式やからな」
忍足 「男同士で口説きあってなにが楽しいや?」
財前 「へぇ、先週俺に口説かれて赤くなってたのは誰でしたっけ?」
忍足 「あっ、テメーがそれを言うか!」
金色 「謙也君、この日だけ二人称は『君』、一人称は『僕』というのがルールよ」
忍足 「いつも思うけどめんどくせールールやんな、それ」
白石 「話を続けるで。対戦=『試愛』は減点制。自分の性格…まあ、キャラと台詞や仕草の相性を点数化、1回ごと差分が引かれる。これを繰り返し持ち点がゼロになったら負け」
一氏 「オレさー、一発で落としたいんやけど」
金色 「ユウ君、『僕』でしょ」
小石川 「絶妙な組み合わせならそれもありうるな。だが、ゲームなんだからじっくり楽しめばいいだろ」
白石 「お気に入りの相手とはわざと勝ちすぎないようにするとかな」
財前 「それで負けたらバカですよね」
白石 「勝てば次のフィールドに進み、5番目の屋上まで連勝すれば勝ちや」
忍足 「で、最後まで行ったらなんかあんのかよ」
白石 「ん?ない」
小石川 「まぁまぁ、いつものことやって」
一氏 「さ、とっとと始めようぜ」
金色 「みんなのキャラ設定の紹介とかしなくていいの?」
一氏 「いーじゃん。俺らがわかってれば」
金色 「もぅ、『僕』でしょ」
白石 「あーもー、クジ引くで!」
取りあえず、最初の犠牲者(笑)は謙也君にしようかと
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